前に申し込んでいた SciPy Japan 2019 に参加してきました。
予定通り4/23, 4/24 に開催されました。無事に開催されて良かったです。開催の内容は、午前中はチュートリアル、午後は Enthoughtさん による公演や Science に関する問題を(一部) Python を使って解決したというようなトークのセッションでした。私は個人で参加したのですが、企業の一員として来られている方が多い印象でした。あっさりと書いていますが、トークの一部は私が求めていたような内容そのもので(トークの選別した人グッジョブです)感動しました、発表者の方が非常にわかりやすく説明してくれましたし、ワクワク感を味わえました。どれくらいワクワクしたかというと、私が小学生だったらこの発表を聞いたらサイエンスの分野に足を踏み入れたくなるくらいです。
SciPy のコミュニティを推進している人たち(主にEnthoughtさん)の発表を聞いて思ったのは、 SciPy の根底にあるものは Science だということです。Science に主眼を置いて、 Python やそれに付随する各種ライブラリやフレームワークは、あくまで目的達成のための手段に過ぎないということです。それなら SciPy ではなく SciCode でいいじゃないかと思うのですが、 コードを書くには Python の方が都合が良かったため SciPy と名付けたということです(と私は解釈した)。実際その決断は間違ってなさそうで、例えば大学の講師がデータ処理にPythonを主要言語に選択したなどのような話は、その決断の正しさに一票を追加するものでしょう。今はPython言語 の勢いがありますが、SciPy コミュニティは、この勢いに負けずに、 Science を根底とするというコンセプトは変えないで欲しいと思います。
今の所、SciPy は 2020年も日本に来てくれるようです、個人的に、それまでに以下を行いたいと思っています。
1. 英語力(聞く、話す)を身に付ける
2. SciPy っぽいコミュニティを作る or 参加する
以上